ようこそ、じょんのび庵ZENへ。

古民家の改修11

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古民家の改修11



2012年 9月~




ようやく涼しくなった9月23日、
私達は新潟へと車を走らせました。

今日の天気は雨。
一日早くすれば良かったのにと
思ったのですが、

出発から到着までずっと雨の中を
走っていると、以外にも
トンネルに入るとホットします。

それは視界が効いて、走り易くなるからです。
雨中走行は結構きつく感じました。

画像の説明

気温は寒気が降りて急に寒くなり、
寒冷地仕様のヒーターを「強」に入れて
椅子と背中を温めての走行です。

豊田飯山で高速を降り、道の駅
「ふるさと豊田」で「りんご」を安くゲット!

この季節は「りんご」が目当てで
何よりの楽しみです。

じょんのびカエルのケロちゃん

僕は「小さなりんご」が好きなので
何時も小さなものを買います。

ビニール袋に10個も入っているのに
300円で購入しました。

甘くてジューシーで、採りたてなのか
「パリパリ」して美味しいリンゴです!

午後2時頃には「じょんのびアン」へ到着!
杉の木にも小さなカエルがいました。

天気予報によると明日も一日中、雨なので
ゆっくりとくつろぎます。

堀こたつ

寒いので、作った堀こたつが役立ちます。
夕食は堀こたつでいただきました。

長めのシャワーを浴びて
いつものように電気コタツで

敷布団を温めて置いたので、
布団へ入ったと思ったら
8時にはもう夢の中!

じょんのびカエル

翌日、予報どうりの雨なので
家の改修は中で行えるものを
作業します。


大分改修も進んだのに
やる事がいくらも出て来てこまります。
いえ、困りません。


きりが無いのですが
ほんの少しでも前進します。



考えると改修しなければ
ならない所が幾らでも見つかるので
「じっと」してられません。

照明周りの塗装をします

先月から玄関回りの整備に努めているのですが
今月も、さらに追い討ちをかけます。


それで、玄関周りで行う予定は
まず、上の所がベニヤ板がむき出しなので
ここを塗装します。


ここは黒く塗装したいのですが
照明器具の灯りを活かす為、
ベニヤ部分を白く塗り、
さらに下側の木を黒で締めます。

白と黒で塗装する境目は
メンディングテープを貼ってから
丁寧に塗装します。

塗装後

白は水性塗料で塗り、黒は墨汁で
塗ります。

白は2回塗りして、黒の墨は1回塗り。
墨汁は下の木目が出て自然に塗れます。
塗ってみると、まるでステインのようです。

完成して玄関電球を点灯してみると
土間まで明るくなり驚きの効果でした。

白の反射が効いて、家の外まで明るくなりました。

あと木板を一枚打ち付けました。

先月、塗装した土間の上へ木板を
一枚、横に取り付けて、熊手などの道具を
引っ掛けられるようにする為です。

板を一枚取り付けました

そのあとは?
玄関の柱に四角の縦の「ホゾ穴」があるのですが
コレを有効に使いシーサーを取り付けます。

昔の家は新築する場合でも、使える中古材を
使ったので四角なホゾ穴があったりします。


ホゾ穴にピッタリの杉板を縦に打ち込み
その上へ横板(棚)を付けてシーサーを乗せます。

シーサーを置くだけでは落ちてしまいそうなので
落ないように薄い板を使い、囲みました。


エミコさんに頂いた可愛いシーサーは
静岡に飾ってあるので、
ここは頂いた黒いシーサーを置きます。

画像の説明



ホゾへ打ち込んだのは5cmほどで
釘は使いませんが上へ載せた板は
セメダインで接着。


サラに横へL金具で止めれば完璧ですが
今は部品が見つからなかったので
そのままに!


落下防止用板は釘で止めました。
取り敢えず完成!


このシーサーは黒いので、
棚をくろっぽく塗ると
ほとんど見えなくなるので
塗装はしません。

黒いシーサー

取り敢えず、こんな感じに
出来ました。






その次にやる事?
それはこの前、購入した4輪車に木板を
取り付けます。


荷物を載せた時、これではちょっと無理なので
板を切ってピッチリと敷ます。

板は幅が11cmほどしかないので
4枚程切り出して乗せます。

この台に木板を乗せます


最初、細い棒を切り、格ポイントを当たり
確認してみると、以外にも中央と隅では
5ミリも寸法が違っていました。



「なんじゃこれは」?と思ったのですが
適当に、それぞれ寸法を違う板の長さに切り、
ピッタリと台に合うようにしました。


このようにいきなり板を切るのでは無く
細い棒で寸法を確認しながらやると
色々と今まで見えなかったものが
見えるようになりました。

細い棒で格寸法を確認!



こうすることで、荷物を載せる時、
下に落ちないので、効率よく
荷物運びが出来るようになりました。


通常、黄色のプラスチックの箱を上に載せて
使うのですが、実は以外に幅が小さいので
あまり乗せられません。


なので、このあとは、もっと幅があって浅い
別のプラ箱を載せることが出来ます。

無事板が乗りました

板の厚さは外枠のアルミより薄いので
黄色のプラ箱を載せても
落ちたりしません。

これは計算どうりです。

それに木板は載せてあるだけなので
取り外しも可能です。

でも外す必要は無いかもしれません。



3日目になって天気が素晴らしく晴れ
気温も上がりました。

防水一番が2缶あまっていたので
こんな時!と思い、家に塗ることにしました。

防水一番はかなり防水が効くのですが
吸い込むと身体によくないのですが
今回はすこし頑張ります。

画像の説明

木の表面だけでなく少しずつ染み込むので
防水効果が高いのです。


刷毛で塗るというよりは
バシャバシャと濡らす感じで
たっぷりと濡らします。


こうして防水塗料を塗ると木が
とても長持ちしてなかなか腐りません。
想像以上の効果があります。

2缶はすぐ使ってしまったので
今度は雪囲い用の木板に
コールタールを塗ります。

コールタールも強力な防水・防腐効果があります。

防水塗り



注意すること?
厚く塗りすぎると乾きません。

これは伸ばす感じで
なるべく薄く塗ります。

日が出ているところへ持って行くと
1時間ほどで乾燥しました。

板を乾燥させている間に今度は
十手金具のサビを電気ドリルを使い
回転ブラシで落とします。

普通の手持ち金属ブラシも欲しいところです。

コールタール塗りしてます

使うのは初めてですが以外とむつかしく
て、電気ドリルにしっかりと固定しないと
すぐ空回りしてしまいます。

全ての十手金具のサビを落としたら
今度はサビ止め塗料を塗ります。

赤茶色のアレです。

2回塗りでようやく塗った感じになりました。

これで、ステンレス素材を除き、
全ての十手金具にサビ止めを
塗りました。


黒い板と赤っぽい金具の相性はいいです。

画像の説明



十手金具の塗料がよく乾かないと
板を入れた時、塗料が取れてしまうので
ここはじっと「ガマンの子」でいます。


結局、家の西面の4箇所の雪囲いの板全ての
コールタール塗りと金具のサビ止め塗りが完了しました。


こうして、雪国では冬に備えます。

ドリルでサビ落とし
ドリルでサビ落とし













今回、家のメンテナンスが出来るのも
すずめ蜂がいなくなり出来るというもの。

実は、先月にはすずめ蜂が家の木の塀に穴を空け
たくさんのすずめ蜂が「ブンブン」していたのです。

白に所が蜂が穴を開けて侵入

丁度この辺なのですが、中に巣を作り
家の中側がキッチン辺りなので
そちらまで穴を開けられたら
怖くてたまりません。(完全にビビリます)


仕方なく業者さんに頼み、
駆除してもらいました。

3万2000円掛かりましたが
上の巣を駆除すると値段がどんどん
上がります。

じょんのび庵



幸い、巣の高さは地面から
1メートルほどの所だったので
安く駆除出来ました。


すずめ蜂は木に穴を開けましたが、見ていると
どんどん穴が大きくなり、蜂の数も
どんどん増えていきました。


今は嘘のように蜂は居なくなりましたので
「ホット」してます。


ご近所さんの話では、冬になると蜂は
みんな死んでしまうそうです。


でも今回の業者さんの話では
4月から女王蜂が巣を作り始め
6月頃から働き蜂の羽化が本格化すると
巣は急速に大きくなるそうです。

左側に蜂が巣を作りました

10月頃に新女王蜂が誕生し、新女王のみが
越冬するそうです。女王蜂は死にません。

残りの蜂は死んで、巣は空になります。

巣は使い捨てなので、
翌年は使わないとの事でした。

今回、駆除に使用している薬剤は、人体への
影響はほとんど無いようです。

その後、巣へ 他の蜂が入っても
薬剤が効いてるので蜂は死んでしまうようです。

ケイトの花

ついでに駆除後の注意点を挙げてみると、
駆除後しばらくは、巣のあった場所を飛び
回ります。

帰る巣がなくなった蜂は数日で
いなくなります。

家に侵入する場合もあるので、
戸締りに気をつける。

蜂は明るい方に飛ぶ習性があります。

万一蜂に襲われた場合は、地面に伏せて
危険を回避すること。

コールタール塗りが終わり乾燥中

洗濯物など外に置いていた物に潜んでいる
可能性があるので注意する。

蜂は光に敏感で動く物、濃い色のもの
音のする物を攻撃します。

黒い帽子よりは、白い帽子が良いですね。

こういった事が駆除後の注意点です。

メンテナンス完了

万一、蜂に刺された場合は
刺された所に痛みが走り大きく腫れます。
痙攣、虚脱感等の中枢神経症状があらわれる
事もあります。

症状は人の体質により非常に差があり
ショックにより死ぬ事もあります。

殺傷部を冷やし直ちに医師の処置を
仰いでください。

本当にすずめ蜂は怖いです。

おおすずめ蜂



と、言うことでいつの間にか
蜂の話へ行ってしまいましたが
西側の4箇所のコールタール塗りと
十手金具のサビ止め塗りが完成しました。





スツール椅子の制作

買い物で街へ行ったとき、ガソリンスタンドで
燃料を入れていると、まーちゃんが
めざとく「オイル缶」を見つけました。

そこには、3つぐらい置かれていました。

「無料!ご自由にどうぞ」と
書かれていたので、一つ頂くことにしました。

よく見ると、金属では無く、プラスチックの
ようです。

高さが高く、いっぱい荷物が入りそうで
持ち手も付いていて良さそうでした。

店員さんが大きなビニール袋へ入れて
くださり、車も汚れる心配なしです。

画像の説明

家に帰ると早速、綺麗に拭いておきました。


ホームセンター「ムサシ」で買い物の時
LED電球の小さいタイプを980円で購入!
それとカー用品売り場で丸い緑色のガラスも。


つまり、これを使い、照明付き椅子を
作ることにしました。


座る部分の木板も、1枚380円で購入。
これを半分に切り、さらに丸く切り出して
合わせて座る部分にします。

裏を白で塗装しました

缶の上に乗って少し出るサイズにしますが
大き過ぎると「取っ手」にひっかかるので
丁度良い寸法にします。



オイル缶は物入れにもなるように
穴は開けずに木の部分に電気コードが
通れるように加工しました。


座る部分は木が動いたりしないように
内側に木をあてがい、フタのようにします。

釘やネジで止めますがその前にセメダインを
塗ってから釘やネジでとめます。

こうする事でがっしりと付くので安心ですね。


あと、緑の色がしっかり出やすいように
裏は白色で2回塗装しました。

椅子が出来ました。

下側の水性塗装が乾いたら
オイル缶に乗せればスツール椅子の完成です。


木の端を電気コードが通れるように削ります。
そしてLED電球に車用ガラスをかぶせました。


電気を点灯させてみたら
イメージ通りの照明椅子が出来ました。


古民家には合いませんが
静岡の僕の部屋にはピッタリです。

それにLED電球を取り出せば
物入れにもなります。

こんな感じになりました。

ちょっとアメリカン!
めざとい「まーちゃん」に感謝・感謝 (^^)v

スツール椅子の完成











けやき屋さんへ

今月の作業はほぼ完了したので
例の「けやき屋」さんへ行って見ることにしました。

途中、こんな変わったカカシ?を
見つけました。

工事かかし?

まるで土木工事中のおじさんが
頑張っているようです。

何やら金属棒を取り付け工事中のようですね。
鳥よけのカカシでは無く、
人間よけのカカシだったのですね。

妙に納得です。




けやき屋さんへ以前行ったとき
すごい暑さで熱中症に掛かってしまい
大変でしたが今日は大丈夫でしょう!


「けやき屋さん」は長岡市にあるので
車で40分ほど掛かります。


途中に越路西小学校があるのですが
まるで「道の駅」のような建物なので
今回初めて写真を撮ってみました。

小学校

良い悪いは別として
すっかり時代が変わりました。

自然に囲まれた環境が
素晴らしいです。

なんとも自然環境にマッチして
センスの良さを感じます。


けやき屋さんでは丸い石臼2つと
古民具を5つほど購入。

石臼は大きめのサイズなので
重くて大変でした。

これとは違いますがイメージはこんな感じです

これの目的は「じょんのびアン」入り口に埋め込んで
飛び石のようにしたい為です。

なので上下セットでは無く、ほぼ似たような
大きさと、同じような色のものを購入しました。

石臼は普通、山なりになっているのですが
足を載せる為、たいらで大きいサイズを選択。



古民具は素朴なもので、今のものとは違いが
はっきりしているものを選びました。

一番目立つものは糸車ですが、これは車輪のみで
本体というか土台がありません。

なので来月、土台を制作します。

これは売り物にはなりませんが
取り敢えず今回、水屋ダンスの上に
飾っておきました。

水屋の上に糸車を・・

器は丁度良い深さで絵付けは手描きなので
味があり、優しさが感じられます。

徳利は小さめですが呉須で「高はし」と
書かれています。
高橋さんが持つにはいいですね。

普通サイズの徳利はまだたくさんありますが
青色文字の物はあまり見なくなりました。

今では小さめの徳利は
本当に少なくなりました。

なので、これは貴重な徳利とも言えます。

古い滑車は囲炉裏の煙で真っ黒に
なっています。滑車の車は、よく使われたのか
「ツルツル」の茶色に光っていました。

古民具たち

木工品「の引き出しは、上から板をはめ込むと
隠れる「隠れ引き出し」になっています。


引き出しを閉めた時、板一枚分、奥になっていて
その前に板を上から差し込むと引き出しが隠れてしまい
単なる箱になるというものです。


昔のものは、こういった隠しものが多く
職人の腕の見せどころになっています。

用途は、ちょっとした大事な物を入れるには
いいです。

これも黒くなっていて、なかなかいいです。
古民具好きには、こたえられません(^^);

和室の床の間

結局、床の間へ置くことになり、
箱の上に鮮やかな緑色の香合をおいてみました。




台風17号

さて、新潟ではほとんど稲刈りも終わりですが
山に入るとまだ刈られていないところも
あったりします。


まもなく強力な台風17号が日本列島を縦断するので
窓の雪囲いの板を全て取り付けました。

そして今夜には名古屋あたりに上陸し
新潟のやや下を通過する見込みです。

山の田んぼ

ここの部落では全員稲刈りが終わり
みんな「ホット」しているでしょう!

でも強い風が心配です。


この前、屋根が半分飛ばされた家が
あったり、じょんのびアンでも
トタンが3枚飛ばされたりしました。


被害が出ないように神さまに
お願いするのみです。

ここの家にはテレビを置いていないので
こういった時の情報は車のテレビで
ニュースを見るのと、

iphonとキーボード

iphone で簡単に確認しています。

「iphone 5」が出たようですが、
僕のはまだ1年経っていないので
今回は諦めておきます。

専用のキーボードも買ったばかりだし
4Sで今のところ何の問題もありません。

ブルートゥース接続の
ワイヤレスで使える小さなキーボードは
安くて便利です。




会長とマツさんの家

翌日、朝一番で家回りを確認しても
何も被害はありませんでした。
良かった・良かった!

ただそこらじゅうに大きな桐の葉っぱと
杉の葉や小さな枝が落ちていました。

早速、それらをかき集めました。
夕方に庭で燃やす予定です。

でも台風が通り過ぎたのに
以外と天気が晴れません。

今日は雨や曇りの予報です。

明日は晴れると思いますが・・





ご近所さんにはこんな「紫いも」が
取れたと頂きました。

長いかぼちゃ
さつまいも













モグラのような、ねずみのような
面白い「さつまいも」です。

家の畑で取れた長い「かぼちゃ」や
大切なお米なども頂きました。

大広間

部落にはお米屋さんがいるので
毎年、お米は「でんねん」さんで
買わせて頂いています。


何時もご近所さんにもお米を頂いていて
ありがとうございます。

最近、部落にもクマが出没しているようで
こんな物も頂きました。

「熊よけ」の鈴ですが、心配までして
くださって本当に感謝いたします。

散歩には必ずこの鈴を付けて
歩くようにします。

マツさんに頂いたクマよけ

なので、これからはクマの心配せずに
散歩を楽しめます。

その他、色々頂いて、
会長ご夫妻に感謝申し上げます。
ありがとうございます。





散歩にいい季節になると、
山が大好きな隣の師匠のことを
思い出します。

一緒にキノコを買いに行ったり
山の話など思い出します。

今では奥さんのトモコさんも
元気に働いているので嬉しいです。

忙しそうですが、時々遊びに
来て欲しいです。






飯塚邸

最近パンフレットで柏崎市にあるという
飯塚邸を見に行くことにしました。

天気も良いし最高です。

回りは広々とした田んぼが広がります

国道353号線を左に入ったすぐの所に
ありました。国道に大きな看板が有ったので
直ぐに分かりました。


柏崎の駅からほぼ20分程の所です。

駐車場らしい所に車を入れたのですが
回りは広大な田んぼが広がり、
広々しています。


歩いて表門に行くと、出桁造りといわれる
大規模な長屋門がありました。

飯塚邸長屋門

この長屋門は大きなケヤキ材が使われ、
門番所が組み込まれていました。


飯塚家はこの地域の大地主として
地域経営に貢献し、経済界及び政界において
活躍された家柄です。


史跡資料によると、戦後の昭和22年10月、
飯塚家は昭和天皇の全国御巡幸の際の
行在所となりました。


その後、庭園は「秋幸苑」の名を天皇陛下から
賜り、昭和48年には柏崎市史跡として
文化財指定を受けました。

表門



平成13年に、第14代当主、飯塚知義氏から
市へ寄贈され、平成15年から一般公開されています。


表門の右側には潜り戸付きの控扉が設けられています。
又、両側には蔵が配されており、その姿は
見る人を圧倒させる凄さと静寂を感じました。


表門を入ると、お城のような広い空間、
正面に主屋がありました。

主屋は、座敷棟 勝手棟 居宅棟 新座敷棟
裏土蔵棟で構成されています。

正面の主屋





座敷棟部分は当初、江戸時代末期に建てられた
平屋建てでしたが、昭和20年代に2階を
増築したと言われています。


新座敷は大正期に増築されたもので
裏中門の形の居宅部分も同じ時期と
考えられます。


主屋の玄関を入ると土間は全て石敷で
格の高さが感じられます。

60cmほどある太い梁

主屋

画像の説明

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太いケヤキ材の柱と幅60cmはあろうと
思われる太い梁、最上級の材料が使われており

当時の上質な和風建築のあり方がよく
分かる造りになっています。


主屋に向い左側が秋幸苑と名付けられた
西側に広がる庭園は建造当初から殆ど

画像の説明

姿を変えず、変化の多い池庭を中心とした
池泉回遊式になっています。

園内は、様々な大径木により地面が湿潤に
保たれているといいます。

また、石灯篭や景石、たくさんの植物により、
四季折々の情景を楽しむことが出来ます。

庭の右手に行くと、茶室や、井戸、大きな敷石等
のどかな庭を散策出来、爽やか気持ちを味わえます。

画像の説明

並んだ小石も、美しくあたりを
和ませてくれます。

僕達の他にひと組のお客様がいましたが、
のんびり庭を見ながら景観を楽しんでいました。

こんなところで一日中、寝っこりながら
考えを巡らせてみたい感じです。

あまりに広々としていて
気持ち良すぎるほどの静寂。

画像の説明

こんな世界があったのか?と
思わせるほどの樹木に囲まれた幸せが
襲ってきます。

かなりの数の丸い臼石と苔と土の
コラボレーションが素晴らしい!

さらに完璧までに「和の世界」が
雄大にこの場へと迫ります。

ここへ来れば
「ワシは帰りとうない・・」と
言いたい気持ちになります。

茶室

あるいは、ここは
「ワシの家ゼヨ」といいたい
気持ちになっても不思議がありません。


今までいろんな古い家を見てきましたが
周りの環境は1番良いので、
是非、色んな方に見て頂きたいです。


家そのものは、どこを見ても
そんなに変わりませんが
庭の造りや木々の配置など
参考になるところがいっぱいあります。

井戸

池に飛び石と配置されている臼は
その昔、佐渡鉱山で使われていた

鉄臼(カナウス)と言われるもので
至るところに沢山使われています。

庭園は池泉回遊式で庭内を散策できます。

庭園を堪能したあとは
飯塚邸の蔵を見ます。


先ほどの入口の左右が蔵になっていて
には飯塚家が使っていた生活道具や、
美術品の名器等などが管理され、
展示されていました。


上手蔵は旧味噌蔵、下手蔵は旧米蔵でした。

下手の旧米蔵

厚くて重厚な扉には花文様の細工が
施されていて中の名器が想像されます。


中は薄く暗く、展示品が照明に
はっきりと浮かび上がっています。


2階の展示室は蔵の中を改修して
階段を後付けしたような造りになっていました。

展示されている生活道具はそんなに
多くはありませんが
名品も幾つかありますので
しばし、ご堪能ください。


重厚な蔵の入り口

木造階段

画像の説明

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鳥の器

赤絵の深鉢

画像の説明

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これらが蔵に収められていた
飯塚家の生活品達です。

ここ飯塚亭、新潟沖地震で被害に遭い
しばらく修理の為、公開が中止されていたようです。

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飯塚亭 基本情報

柏崎市大字新道5212-4
tel:0257-20-7120
入館料:大人300円・小中学生150円
定休日:毎週月曜(祝日は翌日)

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飯塚邸を見学し、さらに

飯塚邸をあとにしました

のんびりしたいところですが
私達は又、静岡へと帰っていきました。












10月26日(金)~


少し寒くなった10月26日(金)
私達は静岡から再び新潟へと車を走らせました。

何故、金曜日に?と思うかも知れませんが
天気予報では晴れ。

八ヶ岳

先月は雨の中、ずう~と雨の中を走ったので
雨を高速で走るのはこりごりしていました。

天気は良いけど流石に今日は寒い。
座席のヒーターはお尻と背中の両方を入れます。

その代わり、普通の暖房は入れません。
車の中が乾燥してしまわないようにする為です。

走る中央道の木々は既に紅葉が
始まっていました。

八ヶ岳パーキングは最近リニューアルされ
綺麗になっていたり、
パン屋さんが出来たりしてますが

先月食べた美味しかった
ピーチパンは有りませんでした。

画像の説明

シーズンもので期間限定商品でした。

今回は辛いソーセージの
ホットドックにしましたが
400円とはコレ如何に!

ソーセージが高いのかな?
あと、トマトジュースと、別のパンも購入。

お昼はこれを頂きます。

これでお昼の昼食を早々と確保し
景色を楽しみながら走ります。

時速120kmではスピード違反で
捕まるので長野ではとても気を使います。

なるべく110kmで走行しなくては!!

12時頃、妙高高原PAで車を止め、
外のベンチで昼食を頂きました。




じょんのび庵

じょんのびアンに到着したのは
いつものように午後2時頃。

休んでいたり掃除していたら
あっという間に4時半頃になってしまいました。

約束の業者さんに電話したら
明日8時に来てくださいと言われた。

この業者さんは家を売ってくださった
方でなんでも今回、部落の古い古民家を
潰すので、古民具などをくださると言う。

帯戸とタンス、一斗マスなどがあると言う。
明日が楽しみです。

畑には大根や里芋、白菜が・・





翌日、約束した8時に尋ねると
直ぐ近くなので車に積んでくださいとの事。

現場に着くと、もう既に家はすっかりと
壊されていて、くださるタンスや古民具などは
大きなビニールシートに覆われていました。

既に壊されていたとは残念です。

もし壊されてなかったら、かなり
色んな物が頂けたはずです。


古い徳利など沢山あったというが
みんな壊してしまったといい、
会長さんはしきりに反省している。

2段桐タンス

そして会長さんが濡れたビニールシートを外すと
帯戸が現れ、その奥に中障子戸2枚が
立てかけてある。

その裏にタンスと古民具類が
置かれていました。

「タンスはどう?」と聞かれたので
「頂きます」と答えた。

白い桐タンスで2段済みで最上部には
3つの引き出しが横に並んでいます。

古いものではありませんが
道具部屋で道具類を入れて使うことにします。

古民具類

潰してしまうのはあまりに
せつない。

車には一度には載せられないので
結局、家へと3往復することになりました。


家が近いので素早く出来たが
こういうのは、たとえ遠くても
気にならないのです。

一斗マス

一斗マスは黒くていい感じだが
丸棒が無い!



誰かがすでに持って行ってしまったそうだ。
え~「うっそ~」と思ったが、
しかたないでしょう。と諦めた。


「蕎麦の伸ばしにでも使うのかの~?」と
会長さんがおっしゃる。

ほかにも、振るい2個、秤、藁の着るもの
実の大きなもの2個など結構いただいた。

会長さんに感謝・感謝(^^)

今日はこれらの掃除と、取り付けなどで
1日掛かりそうです。

帯戸4枚セットと中障子戸2枚セット

この4枚セットの帯戸は黒と茶色の
漆で塗られているもので
淵が黒なので部屋が良く締まる。


掃除機でホコリを取り、さらに
雑巾で水拭きして綺麗になったけど

なんせ古い物なので黒い部分のところが掛けていたり
擦れていたりで、黒色つや消し塗料を
塗って補修しました。


この板戸は今ある全黒から入れ替える予定です。

今,居間に使っている黒い帯戸は帯が狭く
迫力にかけるけど、これは帯が太くて
力が感じられます。

画像の説明

もし、骨董屋さんで購入すれば、
この4枚セットなら10万円ぐらいはするでしょう!



別の2枚セットの中障子戸も使わせてもらいます。

現在、大広間の3枚セットの中障子戸をやめ、
この2枚セットに交換する予定です。


3枚スペースの所へ2枚をはめ込むので
1枚分が空いてしまうのですが
頂いた戸は横巾が8cmも巾広でしたので
工夫すれば何とかなりそうです。

中障子戸と帯戸




板は虫にやられて傷んでいるところが
沢山あるのですが、何れパテで補修する予定です。

持った所、実に重くてビックリ!

なんと、枠木の厚さが4枚のものより
5mmも厚くて、しかも
板そのものも厚く「ケヤキ材」らしく3倍くらい
重いのです。


ジャッキを使っての作業です

とても良いものと判明しました。

障子も小さめでサンも太めでシンプル!
「実はこんな板戸が欲しかったんですヨ!」
「エード・エード~」



表側は濃い茶色ですが裏側が囲炉裏の煙で
燻されて、まっ黒に近く、とんでもなく
いい感じになっていました。

これを使わない手はありません!

つまりこの家では裏側を表として使い
本来の表を裏にします。

なので、中障子をひっくり返して、
使用します。

玄関

障子紙は敗れていて
ボロボロなので新しい和紙に張り替えます。


板そのものは3枚をつないであるのですが
そのつなぎ目が広がり、
白くて割れているように見えるので


そう言ったところは、黒のつや消し塗料で
補修して違和感が無いようにしました。


何しろ100年以上も経っているものなので
他にも擦れて白くなっているところなど
沢山あるのは当たりまえです。

玄関を入ったところの居間に使いました

そんな部分も補修するわけですが
注意しなければいけないのは

綺麗にやりすぎると味がなくなり
今もののようになって
しまいます。


これはとても大切なことなので
充分戒めなければなりません!

取り敢えず3枚中障子を外し、
入れ込んでみますが、手軽にジャッキで
入れ込んでしまいました。

障子を外してはめ込んでみます

基本的に古民家のものなので
高さは176cmで、すんなりハマると
思っていたのですが、そうもいかず


上を調整(少し切ってしまう)すれば
いいんですが・・

ジャッキで少し持ち上げて入れ込めば
OKでした。

それで3枚寸法の所へ2枚なので
余ったスペースを何で埋めるかが問題です。

巾が狭い別の板戸を取り敢えず使います。

今年はもう来ないので、来年に木板を寄せ集めて
戸を作りたいと思います。



今度は外した障子の和紙の張替えをやります。

古い紙を取り除きます

それと並行して戸板の不自然を改善する為に
横11cmの板を2箇所設置して見かけ上
戸板を大きくすることにしました。


古い紙は良く濡らし半日ほどしてこすれば
簡単に取れるのですが、急ぐので
ここは1時間濡らしてこの前買ったOLFAの
道具でよく擦り取りました。


これがあったので時間の節約にもなり、
綺麗に古い紙が取れました。

これに和紙を

そのあとはドライヤーで良く乾燥させてから
和紙を貼ります。
ツルツル面(表)を前にして貼ります。


貼り方は、障子の大きさよりやや大きく
和紙を切り、セロテープで床に止めておきます。

障子のサンに「のり」を塗ります。

紙の上にのりがついたサンを乗せて押します。

そしたら、ひっくり返して
のりがつくように紙を良く押します。

のりのついたサンを紙の上へ・・そしてひっくり返します

細かい霧吹きで水を少々かけます。

乾燥すればピタッとなります!

はみ出ている紙は、カッターで切り取り完成!





障子をはめて戸板をセットしてみたが・・・イマイチ

このあと、板戸に障子を付けて設置完了しましたが
右寄りで、なにかイマイチ不自然です。

と、いう訳なので、板を2箇所にはめて
見かけ上、不自然さをなくします。


市販の板を2枚重ね、上板のみに黒塗装します。
板は上手くハマるように上と下で
長さを変えます。


奥の板がサンにハマるので前板(黒)は
下板にネジクギで止めるだけです。

市販の板を黒塗装しました



これを2箇所やるので
合計4枚の板(巾11cm×177cm)を
使用しました。

しっかり黒塗装しましたが
煙で黒くなったものは
とても自然で、いくら塗装しても
絶対マネ出来ません。

「自然の力」とはこのことです!
なんちゃって?

それに市販の板は機械で表面を
削ってあるので、ツルツルしないで
凸凹しているのが気になります。(><)

2枚の板をはめ込み一応完成!!)



と、いう訳で戸板が見かけ上、少し左に寄り
バランスが良くなりました。

「う~ん」庄屋の家らしくなって来たぞ~!
「ヨカヨカー」と自己満足!(^^)

あとは来年に左隅の戸を替えれば
さらに良くなるはずです。

部屋の出入りは左隅からのみです。

これでは、人が通れないじゃないか?
と思えますが、心配ありません。

ちょっとお腹が引っかかるだけですから。
それに、もし大きな物を入れるときは
戸が動きますのでOKです!

実を大広間へ・・




そんなわけで、頂いた6枚の板戸は全て
取り付け設置完了しました。

その他の古民具も、なるべくこの家に飾り
見える所へと設置しました。

実(み)は2つあるのですが1つをこのように
花のバックに置きました。

画像の説明
藁の前掛けのようなものを玄関の右側へ・・
画像の説明






そのほか「藁の前掛け?」は玄関右へ
「たくいん」さんからの藁の背負い敷の
横へと掛けました。

このところ玄関周りの状態がだいぶ
改善されました。






明日はチョースケさんの見舞いに病院へ行き
帰りに部落のコミュニティーまつりとやらへ
行く予定です。

それと、チケットを買ってあるのでお寿司と
お饅頭に交換してもらいます。

スライド丸のこ

でも新潟は天気が悪くなりそうなので
今日のうちに頑張って、作業を続けます。

今回、レーザー「スライド丸のこ」を使おうと思い
引っ張り出してみたら、見事に刃が錆び付いていて
交換せざるをえませんでした。

ムサシで980円で購入したチップソーに
交換したのですが逆ネジだった為、

時間が掛かってしまいましたが
何とか交換に成功!

それにその為の特殊な工具?(レンチ)も購入!

で、レーザースライド丸のこで、一気に色々と
まとめ切りしたいところです。

糸巻の心の部分を切り出しました

バクマ工業株式会社の
このベアカッター、チップソーという刃は
世界規格のISOを取得しているもので、

外形190mm厚さ2mmほどの丸い刃で
ISO規格で製造されている。

一般木材、新建材、合板(ベニア、化粧板、合板)
などの切断用でした。

何でも2回研磨でまるでカンナ面のように
仕上がると書いてある。

この研磨を「チドリ面研磨」というらしいが
意味がわからん!

糸車の制作、これは両脇部分になります

物が良くて安いのは良い事!!
流石に新潟のメーカーだ~^^

今回、糸車を作るのですが、芯の部分を
切断したところ、ものすごく切れが良かった。

宣伝に嘘、いつわりが無かった。
「サスガー!」

研磨の仕方も大切だけど、
刃数も関係するので、説明すると

刃数が少ないほど切断作業が早くなり、
刃数が多いほど切り口が美しく仕上がります。

因みにこれは40ありました。
例の草刈にも使える刃のようです。

ともかく、糸巻を作ります。

ジグソーで丸く切り出しました

実は先月、黒い紐も買ったのですが
巻いておくところがなく困ってしまったので
今回、急遽作る事にしました。

中心部分の「芯」をまっすぐ切れるかが鍵なので
レーザースライド丸のこを引っ張りだしたのです。



それで後は、板を丸く切り出すのですが、
薄い板が無かったのでちょっぴり厚くなり
ました。なので少々無骨になりますが・・

実用第一位でいきます。

芯になる部分は元はパスタなどを伸ばすための
ローラーで両手にハンドルがあるものです。

中心に太い金属棒が通っているので
そのまま丸のこに掛けたら
とんでもないことになるので

セメダインを付けて固定します

芯棒を外してから「レーザースライド丸のこ」で
切断しました。


そしたら切れた芯に丸い板を
セメダインをたっぷり付けて
工具でしっかりと挟み込み、半日ほど置きます。


それに釘でも3本ずつ止めておきました。


しっかり接着したら、
ドリルで穴を開け、先端の紐が
止められるようにしました。

糸巻の完成!

でも、最後の釘を打った時、
板が割れてしまいました。

「ん~ん残念」もうやめようか?
と、思いましたが、気を取り直し、
ここもセメダインで接着することにしました。

しっかり接着できれば、木より
丈夫にくっ付きます。

時間を置いてから丸い板の部分を綺麗に
ヤスリで丸め完成です。

黒い紐を巻いて先端を穴に通したら
上手くいきました。

角材をのこぎりで切断します

「ピンポ~ン!」完成です。

そのあと、先月に購入した古民具の糸巻の
土台?を作らねばなりません。

なにしろ、大きな車だけ有って、土台があるものが
ケヤキ屋さんに無かったからですが・・

ここは角材を使用します。

レーザースライド丸のこで切ろうとしましたが
角材は背が高くて、セット出来ません!

しかたなく、ここは「のこぎり」を引きます。


この「のこぎり」は折りたたみ出来ませんが
目が粗いタイプで、本来植木などを切るために
購入しておいたものですが、ものすごく
切れ味抜群でした。

糸巻



たしか2500円以上したと思いますが・・
予想外の切れで、刃をちょっと触ったら
手が切れてしまったほどです。

角材もあっという間に切れました。

チョット見、折りたためそうですがNGです。
刃は交換式になっていて、切れが悪くなれば
交換可能タイプでした。

このあとは車輪の為の芯棒は
直径21mmの丸い棒を使います。

それに立板を取り付けますが、その前に
丸棒が入る穴をドリルで開けました。

糸巻そのものはフリーで、ぐるぐる開店できるように
小さめにします。

立て板と芯棒をつけます

立板のところは芯棒が固定するように
上からネジ釘で固定しました。


これで回転できるようになりましたが
土台の先端に糸車や、リール等を固定する為の
金具などを取り付けて使用します。


古民具を飾るだけでは無く、実用として
使用出来るのが便利だからですね。

それで、古民具らしくする為に、ここでも
黒つや消しで塗装しました。


土台が重いので安定します。
重すぎる気もしますが上に飾ったときの
見栄えも考慮しているからです。

水屋タンスの上へ置きました
塗装して一応完成












翌日、天気予報では晴れだったのに
何故か朝から雨が降っています。

いつものように7時00分になると
部落のチャイムが鳴るので目を覚まします。

直ぐに飛び起きてから、柱時計の振り子を
動かし、今日の一日がはじまります。

画像の説明

「カチ・コチ」「カチ・コチ」と
柱時計が、時を刻み始めました。

今日は10月28日の日曜日。
朝食のあと、9時にチョースケのお母ちゃんを
車に乗せて、お父さんを見舞いに
病院へいきました。

行く度に、身体が良くなっていくので
本当に嬉しく思います。

一番最初は、ベットで寝て「ガーガー」と
イビキをかいているだけでした。

じょんのび庵

それが今では信じられないほどに回復して
まもなく歩けそうです。

お母さんは毎日病院へ通って、
お父さんの看病です。

娘さんも同じように熱心に
話しかけるので、そのかいがあって
脳出血では奇跡的な回復ぶりです。

今は歩行器で歩きますが、すぐに
自分だけで歩けそうです。

今年中には退院できそうで
嬉しいです。

画像の説明
部落のいけ花
画像の説明






お母さんも無理しないで
身体を大切にして欲しいです。

僕達はそのあと、コミュニティーまつりへ
行って、食券をお寿司などに交換してもらいました。

入り口では珍しい野菜のマコモ竹などを
購入しました。

会場は近所の人達が活けた花や
作ったものなどが展示されていました。

会館の玄関には珍しい大きな豆があります。

お豆に顔

お豆に顔が書いてあり、
みんなが覗いています。

「カワイイ」でしょ!

奥へ入っていくとカラオケなどで
音が響きまくっていて

耳が痛くなりそうなので
早々に帰ってきました。

天気は雨が降ったり、止んだりで
外の作業は出来そうもありません。

なので午後からは、ごちゃごちゃになった
道具部屋の整理に取り掛かりました。

道具部屋

それにしても木材がごった返しているので
一つひとつ分類し、以後、使い易いように

整理整頓し、材や、大きさなどで分けて
とても綺麗になりました。

写真で見るとそうでも無いですが
以前が汚すぎという事でしょうか?

それと、頂いた桐タンスを
手前にセットして使い始めました。

もちろん地震対策もしましたヨ。
下の前に板を敷いて後ろへと傾け、
全体を紐で固定しました。

来年の春まで取り敢えずこのまま
もってくれるといいですが・・

縮タンスに帯を飾りました

綺麗になると、とても気持ちよくなります。
「めでたし、めでたし」



大広間ではトモダチのエミコさんから頂いた
和服の帯を飾ってみました。



近所のおばあちゃん達がくると
必ず見て帰ります。きっと昔には自分も
着ていたようで、皆さん興味があるのでしょう!

帯1枚で部屋が「パッ」と華やかになりました!



取っ手の取り付け作業

そのあと、付けたばかりの頂いた帯戸に
取っ手がないのが気になったので
使い易くするために、取っ手を付けました。

丁度良い「ケヤキ」の板が無かったので
仕方無く紫檀の木を使い、2つ切って
ネジ釘で止めました。

紫檀や黒檀は正直、取っ手には向いていません。
なぜかと言うと、ツルツルして滑りやすいからです。

今回はケヤキなどの他の銘木が
手元に無かったので仕方無く使いました。

取っ手は巾が狭いので
事前穴開しておかないと100パーセントで
割れてしまいます。

取っ手が付きました

そのあと、
クランプできつく挟んでから取り付けます。
こうすれば、ぐらつきません

紫檀の色なので関心しませんが、
これで、ずっと使い易くなります。

戸板には取っ手があるものも
時々ありますが、殆ど凹んだ金具なので
手が入りにくく、おまけに小さい。


それに比べると、外付の取っ手は
見なくても感覚で、手が取っ手を捕まえるのです。

大広間から居間側を望む

なので、僕としてはこのほうが使い易い。

こんなふうに、殆ど毎日ほんの少しずつですが
何処かが進化?しています。

見えるところや、見えないところで!!

「チリも積もれば山となる」
チョット違うか?

「安藤美姫でも頑張れば優勝出来る」
これも大分ちがう!

「一円も、つもり積もれば一億円」

画像の説明

これは合っている?

『微塵(びじん)を積みて山と成す』

『砂長じて巌(いわお)となる』

『積羽舟を沈む』
(せきうふねをしずむ)

小事でも積もり積もれば大事になること。
軽い羽毛でも多量に積めば
舟を沈めるほどになるの意から言うらしい。

『滴り積もりて淵となる』
したたりつもりてふちとなる

「こんなところかの~」




翌日、天気予報どうりの曇り空、
いつ雨が降ってもおかしくない空模様なので
外の作業はやめて、

画像の説明

今日はケヤキ屋さんへ出かけてみます。
でもその前に「宝の水」を酌ませてもらい
それから長岡に向います。

何時もの景色と違うころを走っているようで
やはり道を間違えたようです。

しっかりナビをセットしておけば良かったのにと反省!
無駄な時間を使ってしまった。

ケヤキ屋さんでは、スス竹の敷物、花かご、
竹の花入れ、漆塗り物入れ、
石臼などの古民具が中心です。

今日も良い物を仕入れました。

仕入れた古民具

石臼は玄関の前に埋め込みます。

やはり行く度に、商品が入れ替わっているようで
ゆっくり見たかったのですが

時間は丁度、お昼になってしまいました。

お店の方に申し訳けなく思い、
早めに出て、長岡市内へと向いました。

この頃には雨が降ったり、止んだり。
昼食はセブンイレブンでおむすびなどで、
いつもnanacoで支払います。

長岡市内でも、美味しいパン屋さんがあるので
パンを購入したり、それと本屋さんへ寄り、

新しく最近出来たリサイクルShopへ寄ってみたら
「IKEA」の椅子が安く買えました。

イケアの椅子

見た目は殆ど新品ですが980円という
信じられない値段で、オーナーの優しさが
嬉しいところです。

この「IKEA」はスウェーデンのメーカーです。

自由に回転出来、
優れもので、使い安くお値打ちです。
これは自分の洋間部屋で使いますよヨ


最後に
コメリで買い物を済ませて帰りました。
丁度その特、虹をみました。

虹

なんと、2つも出ていて、いつまでも
消えずに、30分にわたり
家までついてきました。

正しくはそのように見えるだけかな?


虹を見たのは、吉兆に違いありません!

話しは別になりますが新潟沖地震の直前
逆さ虹が見られました。

実際、部落の油屋さんに、その時の写真を
見せてもらったのですが、

最初、写真を逆さに入れ間違えたのかな?と
思いましたら、実際に逆さまの虹が出たと
言われ驚きました。




岡野町文化産業まつり


11月3日(土)に柏崎市高柳町というところで
産業文化まつりがあるらしく、道路沿いに
たくさんののぼり旗が立てられています。

岡野町文化産業まつり

一度行ってみるか?と
試しにいってみました。


岡野町のちっちゃな商店街?周辺で
野菜などを売るのだろうと予想していたと通り
雨降りというのに結構人が出ています。


今までお店(スーパー)が
一つと思っていたのですが、
8つもあることが判りました。


お店の前で農家の野菜などが売られていたり
ギャラリーではフリマがあったり、
電話博物館内が自由に見られます。

稲放り投げ大会

焼きそばやお饅頭や薩摩上げなどが
露天で売られていますが、何処も
お客さんが並んで順番待ち状態でした。


この前、じょんのび村の温泉帰りによった
スーパーでもらったクジ引き券が1枚あったので
クジ引き場を探し、まーちゃんに
「ぐるぐる」と回してもらいましたら


赤いタマが「ポコッ」とでたので
ハズレと思ったら、

クジ引き会場

「おめでとうございます」
「初めての2等賞です」と言われ

名前を書かされました。

やっぱり、あの時出た2本の虹は
「これだったんだな」と納得(^^)v

2等で頂いた買い物券は商店で使えるようで
食べ物を買ってこの場で全て使いきりました。

唯一、イベントらしかったのは
稲ほ売上大会で一番上に投げた人が優勝らしい。

これが産業文化まつりに相応しいかも!

40万円の絵
ギャラリー











そのあと、ギャラリーに展示されている
プロの作品(画)は、綺麗なものです。
40万円の値がついていまいた。


「う~ん 安い」

ギャラリーのサボテン

と言ってみたいですね!
実際、大きさの割はとても安いと思います。

作者の心の内が見てとれる
素晴らしい作品です。
美しいので、飾っていれば
幸せになれるでしょう!

タマに僕達も寄ってみるのですが
いい作品がとても多いので
感激することも多々あります。


テレホン博物館

このアートギャラリーの2階が
電話博物館になっていて
自由に見ることが出来ます。

なんでも電話好きの方が集められたようで
本当に関心しました。


昔の電話、から徐々に時代が下がると
どんどんと変化していく様子がみられ
デザインは時代で作られることが
よく判ります。

電話交換機











おもちゃの電話まであったり
海外のものや、動物やキャラクター、
ホントに面白いですヨ

電話機

貴重なものがいっぱいあります。
これを見れば誰でもきっと
コレクターの気持ちが伝わってきます。


昔のものは、懐かしいですが
時代の重さが感じられ郷愁を誘います。

電話交換機まで展示されています。
電話はほんの40年ですっかり変わりました。


高柳町へ来たら是非、
見学されることをオススメいたします。

本物をご自分の目で見て欲しいです。

画像の説明

1960年台~?

緑の電話

赤い口びる

かもとチビガモ

アメキャラ

昔の一つ

画像の説明

スパイダーマンとXマン

画像の説明

画像の説明

ドリンク

画像の説明

電話機のおもちゃ

画像の説明

画像の説明

実は電話コレクターが多いのですが
この前、聞いたある人は元、NTTの社員でした。

僕のところにも昔の電話機が3つコレクションを
しているので面白さが解ります。

電話BOX

それにポップな「赤い唇」なんか
素適すぎてビビリます。 [heart]

電話機の話ですが、
本物にも憧れます・・

なので、
自分の部屋に置いておきたい一台です。
チョー気に入りました。

これらの写真はほんの一部で、
他にも沢山電話機があります。

是非見に行って見てください。

楽しいですヨ~!!




午後はお隣りのトモコさんと一緒に柏崎市の
夜の松雲山荘のモミジ狩りに行く予定でしたが
天気が雨になってしまい、取りやめにしました。

夜はライトアップされるそうで
紅葉がとても綺麗だそうです。

パンフレット

それに、トモコさんの体調も
あまり良くない状態なので、
少しでも早く回復してもらいたいと思います。

きっと、師匠の一周忌が終わり、ホットして疲れが出たと
思います。

これからは楽しい事を考えて、
人生楽しんで頂きたいと思います。

又、来年にでも行きましょうね!!

師匠の一周忌の日、僕達もお墓まいりに
行ってきました。

もうすでに、降雪の準備がされていて
準備万全でしたね。

師匠もきっと天国で来年の春を
楽しみにされていることでしょう。

僕達も今年2012年も今回が最後の月になり
次回、来年の春を楽しみに
これから来る冬を乗り切りますので

トモコさんも身体を大切にして
元気で厳しい冬を乗り切ってください。

それからたくさんのリンゴを
ありがとうございました。
とても美味しかったです。

来年の春、元気でお会い出来る日を
楽しみにしております。




冬支度 完了

予想もしなかった雪で、
玄関右横のガラスが割れてしまい、
今回、そこにも雪囲いを作りました。

今はガラスをやめて、
ポリカーボネイトで補修済の場所です。

3本手の十手を2本と角材2本、それに
太い釘を打ち込みました。

その十手へと専用の厚い板3枚を掛けました。

これで冬の準備も終わります。

画像の説明

そして居る間にもどんどん寒くなり、
囲炉裏に火を入れてみます。

薪を燃やし続けました。

煙を上へと上げ、茅を守るためですが
上へなかなか煙が行かないようなので

2階のファンを家の外ではなく、
2階に行くようにファン部分を取り外して
茅へと行くように改修してみました。

期待して、スイッチON!
みるみる煙が上に吸い込まれて・・
いくと思ったら、な~んにも変わりませんでした。

「フギャー」ざーんねんです。

囲炉裏の上

頑張って作り変えたのに効果がありません。

きっと煙の30パーセントも上に行かないので
居間が煙だらけになり煙たくて参りました。

泣けること!泣けること!
涙が止まらなく出てきます。(><)

階段タンスの上を開て煙を上へと逃がします。
これでかなり上にも上がっていきました。

上にいた蛾がたまらず、下へと逃げて
舞ってきました。

でも仕方無く、窓を開けて煙を逃がすのですが
冷たい空気が入ります。

裏の部分

煙上げのファンは、
また来年、挑戦してみます。
取り敢えず、居間は暖かくなりました。


丁度その時、油屋さんのご夫妻が
来ました。


囲炉裏の火を見つけると、お父さんが
「こりゃーええ」といって
嬉しそうに囲炉裏に座り込み
火に当たりました。


正に、丁度良いタイミングで来てくれたので
なんともラッキーでした。

煙を吸い上げる為のファン

お母さんも囲炉裏に座ってもらい
今年最後のお茶飲みとなりました。

煙のほんわりとした匂いは
とても良いものです。

家の中が燻製されてしまうと
虫も来ません。

これで少しでも茅が守れるといいのですが
あまりにも少ないかも・・

来年はもっと囲炉裏に薪を燃やして
茅を守ろうと思います。

それに虫を遠ざけます。

こうして囲炉裏にいると
本当に暖かくて気持いいものです。

居間の囲炉裏

月曜日の11月5日、天気予報では
久しぶりの晴れなので

最後に玄関に雪囲いをし、
部落のみんなの健康をお祈りしつつ、

始まったばかりの紅葉をみながら
僕達は静岡へと帰っていきました。





2013年
古民家の改修12を時々更新中です。
メニューよりご覧ください。
















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